最近話題のコネクテッドカーですが、「コネクテッド(Connected)」とは「接続された」という意味で、車が無線通信などインターネットに接続されてクラウドにつながり、運転情報を送信したり、逆にカーナビに渋滞情報をダウンロードしたりしています。特に電気自動車(EV)で多くの車に採用されています。
TESLAの自動運転技術
TESLA車には多くのカメラやセンサーが取り付けられており、何億Kmもの走行・ビデオデータが送信されており、そのデータを人工知能や機械学習を行うことで自動運転技術を改善し続けています。
そしてTESLAは今年になってからFSD12という自動運転ソフトのバージョンをリリースしました。これにより人間がハンドルに手を添えておく必要はあるものの、ほぼ自動運転に任せられるレベル3を達成したそうです。こうった話題を聞くとコネクテッドカーの将来性の高さにワクワクさせられます。
一方、中国では…
一方で中国のコネクテッドカーについては全くいいうわさを聞きません。例えばEV車を起動するのにその都度自動車メーカーのクラウドに繋がり、クラウドからの許可によって運転ができるようになっていたようです。しかし中国内の激しいメーカー間の競争で、ある自動車メーカーが倒産した結果、クラウドも停止させられたためにそのメーカーの車を全く動かせなくなったというニュースがありました。
また別のニュースでは車を購入してからすぐに不具合が発生したためにあるユーザーがメーカーに車を交換するようにクレームを上げました。そのユーザーが何度もクレームを上げた結果、そのメーカーはそのユーザーの車が起動できないようにソフトウェアから命令し、動かせなくしてしまいました。
結局そのメーカーを信頼できるかが重要
コネクテッドカーは車の運転機能に影響を与えることが出来ます。つまり命を預けているも同然です。中国は低価格戦略で日本に対してEV車を売り込もうとしており、EVメーカーで中国No.1のBYDは日本に出店し続けています。しかし私は中国の車メーカーを信頼していないため、どんなに安くても今のところ購入する気はありません。さすがに自分の命も関わってくるものを安いからと購入することはできませんから。みなさんはどう考えますか?